色々やった。そして久々に、ここを書きかけで消去。落ち込む……。

『新フォーチュン・クエスト15』　深沢美潮／著
盗賊たちの怪しい活躍なエピソード。ライトで明るく楽しく、そして爽やかな？後読感。キットンが好きなので活躍していて良かった。

『ヴァルプルギスの後悔　FILE1』　上遠野浩平／著
いつかやると言われていた魔女戦争。出ると思っていなかったのでブギーの気楽な登場に笑った。リキ･ティキは雑誌連載のビートをチラ見していたときはブギー並みに行き着いちゃった者なのかと思ったんだが……。織機が能力を得ちゃったっぽいのが気になる。嬉しいような寂しいような。

　日本代表はドローか。最近、日本代表が先制して勝つ夢を見たのでそんな場面（ゴール前のグダグダから後ろにグラウンダーのパス→上がってきた選手のシュートが入る）があればいいなと思ったが正夢ではなかったか。

『キノの旅XII』　時雨沢恵一／著
　いつもより時事ネタとかが多かったな。それよりオチが読める話も多くてなあ。雲の前はいつかの話とつながる話だね。でもまあそんなことはどうでも良くて、エルメスファン的には「願い」だけで充分ですはい。あの短い話だけでも買った価値はあった。萌えました。……帯になるエルメスのセリフだけ見てると普通に女主人公（ヒロイン）と対になる男の子っぽいな。

　……ちゃんと勉強してみようか。という気になって、いくつか買ってきた。

『涼宮ハルヒの憂鬱』　谷川　流／著
　スニーカー文庫。気になってたけど読んでなかった物の中の一冊。一見とっつきにくい冒頭だけど一人称なので読みやすい。比喩が多いと聞いていたけど想像したほどじゃなかったな。フツーっぽい主人公視点の非日常移行モノ？　もっと大々的な世界想像（真メガ３的な）を予想してたので後半駆け足に感じた。残りページ数少なくなって『あれ？まだー？』みたいな。これはＳＦかどうか、な議論も結構見たけど、広義のＳＦ（ＳＦ的ギミックを用いてＳＦ的テーマでない何かを表現する物？）の中じゃハード寄りな気も。典型的なボーイ・ミーツ・ガールでもあるが。

『ゼロの使い魔』　ヤマグチノボル／著
　一人称混在三人称みたいな文章は最初は戸惑うけど、読みやすい。舞台や構成は『ハリー・ポッター』っぽい。内容は王道、かつオンライン小説でも人気の異世界召喚物。ルイズはいい娘だと思うしタバサがお気に入りではあるがキャラ萌えはしなかった。私が男なら違ったと思うが。魅力的と思える男性キャラは……コック長とかか？

『ミミズクと夜の王』　紅玉 いづき／著
　これはラノベ勉強とは無関係にしばらく前に読んだもの。挿絵がなく典型的なラノベではない。童話というか、伝承や昔話のような雰囲気。最後は少々ご都合主義を感じるものの、それ自体も伝承っぽい物語の色だろう。文章はやや引っかかる部分もあるが、技術技法より物語を読ませるタイプ。読んでる間、素直に感動した。
　しかし、結構賛否両論なんだな。私は主人公の変化は成長ではなく物語中の流れを切欠に本来あるべき精神レベルを取り戻したと解釈し、主人公と夜の王の関係は作中時点では恋愛感情とは違う相互依存のような何かだと受け取ったが、当然ながら多種多様な感想がある。これは『安い話が書きたい』という作者の思い通りなのか、存外に安くない話になったのか。狙っているような『そんな深い話じゃないよ』と言われそうな位置は、『キノの旅』の立ち位置に似てるが……これからキノの最新刊読む。これも何やら物議をかもしているらしいがどうなのか。

　ディスクをフォーマットしようとしたがやめた。ほかの事にも時間がかかるのにこれ以上面倒は増やせない。手動でいらないものをバッサバッサと削除。

『ザ・サードVIII 迷宮の街の忘れもの』　星野　亮／著
　前回の続きで、パイ先生が主人公。火乃香はまったくと言っていいほど出てこない。前回、あれだけやってて最後を掻っ攫われた感があったから、先生の結末としてこの話があったのはいいかも。でも、ちょっと人多過ぎな印象が……前巻からの登場のカイニスとか、街自体は好きなんだけど。しかし最近、何か物足りないと思ったらボギー分だった。次は早めに出るのかな？　次はボギーが一杯しゃべるといいなあ（ある意味無邪気な感想）。

　ほんと、本は積んでるままだなあ。

『新フォーチュン・クエスト14』　深沢美潮／著
ノリがちょっと変わった……？　ますますライトだねえ。でも、今のほうが好きかも。そういう狙いじゃないのかもしれないが、終わり方が何か不安を感じさせるんだけど。これから本筋盛り上がるのかな？

『ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド』　上遠野浩平／著
イラストと構成がキノっぽい。緒方さん、さらなる萌え系に走ったか。でも、読後の取り返しのつかない感は実にブギーだった。落ちがちょっと意外だったけれども。でも、そろそろ過去の始末より未来を……前々回がそんな感じだったが。やっぱりビートも読むべきか……。

『キノの旅XI』　時雨沢恵一／著
　久々のキノ本編は割合スタンダードかつ無難だった。あとがきが卑怯臭い。でも内容は今までで一番あとがきらしい。名前の長い国は、読み終わったあと戻って捜してしまったのは私だけではないはずだ。あと、先生の言いつけを守るキノは素直だね（という感想でいいのか）。

　読む小説読む小説、私にぜんざいを食えと訴える。いやひとつは修正中だった自分の小説だし『学園キノ２』は食べた後読んだが。『封仙娘々』は絵つきなのでどうしても食べたくなった。ところで、読んだ小説は善哉を漢字にするが自分的には平仮名らしい。たぶん、そのほうがおいしそうだから。

『新フォーチュン・クエスト11〜13』　深沢美潮／著
　３冊積んでたことにちょっとビビル。刊行ペースが早いのね。相変わらず緊張感を感じるには不向きな冒険だけれど、だから安心感があるというか、メインターゲットは女子小中学生向けかな。でも、そのうち何か起きそうな起きなそうな、妙な緊張感があるかも。それにしても、最近続き物エピソードが続いてる（？）な。一気読みしたのでちょっと印象が薄い……。

『学園キノ１〜２』　時雨沢恵一／著
　雑誌で一部読んでたけど文庫も。こういう悪ふざけは好き嫌いが分かれるだろうが、私は悪ふざけは好きだ。周囲のシリアスがおかしな方向に入れ替わってる登場人物の中、『キノの旅』でふざけてるからか真面目君なエルメスに萌える。という読み方をするエルメスファンであった。しかし、あんまり２ちゃんネタ使い過ぎるのはどうかと。むしろこういうネタ小説には、２ちゃんに新たなガイドラインを提供するくらいの気持ちでいって欲しい。とか書いてるのもどうかと思うが。
　ところでエルメスファンではあるが、何か読んでるうちにサモエド仮面が好きになってきた。そこにきて２のラストのあの話ですよ。いいヤツじゃないか。変態だけど。
　で、３はあるんだろうか。さすがにその前に『キノの旅』本編が出るようなので楽しみに待とう。

　暑い。また夏に逆戻りか。

『封仙娘々追宝録　天を決する大団円（上）』　ろくごまるに／著
　そろそろ出てるかなーと気になってたのを入手して読了。本当に大団円になるのかと思われるような展開。空気読めない青嵐がいい。その静嵐の謎も次で明かされるのか。護玄さんはどこに。あと、誤植とか誤植とかでちょっと混乱した。誤植じゃなくてわざとだったりして。どう始末をつけるのか師匠。次、最終巻ですな。今年中に出るのかな？

　積読が全然消化できていない。せめてこれ以上増やさないようにしないと。

　表紙、最初、天野さんかと思った。イメージを大事にしてくれる絵師さんでよかったなあ。

　内容的には、まともに事件捜査が進行しているような……けっこうシリアス系？　いつもの３名が出てきたところでちょっとほっとする。サブキャラ視点が多かったので、主人公たちは出番少な目。でも、色々今までになく深い部分を描写している気がする。それにしても、ＩＴ革命の影響がＳＦ作品内に波及しているのが随所に見られておもしろい。
　アプロも割りと大人しかったし、あまり主人公たち＋セレスタンが主軸なエピソードではないけど、まあそれなりにいつも通り。それより、ラクエシュがおもしろかった。どっとはらい。にちょっと笑った。
　何か、続刊を予感させる終わり方だったと思う。できれば近いうちに……期待していいんだろうか、神林先生？

　ところで、しばらく前に録画して放置しておいたアニメ・敵は海賊を見た。話の途中からだけれど。あまり評判のよくなかったキャラデザ、わりと天野さんの絵の通りだけれど、それほど違和感はなかった……が、ヨウメイはさすがにちょっとなあ。あと、ラジェンドラの声が想像以上に普通だったな。それにしても、いかにもＳＦアニメって雰囲気があって、それは楽しかった。

　明日10日か……それまでにやっとこうと思ったことはだいたいできたが、小説サイト用小説だけは書けてないなあ。

　いつも履歴から巡回している。月曜になると先週の履歴からアレコレ回る。すると、『イルカ』（by 水琴亭）更新されてた。休止中でなく通常運営なのは理解しておりますとも、気長に待ちながらついていきます〜。そういや最近、オンライン小説で追っかけてるところもあまり見てなかったな。１、２月は100作以上軽く読んだ気がするが、9割以上短編だし。
　それ以前に、市販小説の積読が（以下略）。そう簡単に崩せそうにないな。

　覆面作家企画２も正解発表。Ｈブロック、読んだときそのままの感想のみ。ここも読んだことのある書き手さんが多かったんだけれどなー。まだ結果見たくない人はスルーよろしく。



H-01 星摘み
　一人称の現代ファンタジー。ほのぼの不思議。季節物……と言っていいのかね？　自分とこが雪国なこともあって、雪景色がリアルに感じられる。リアルだけど、雪は幻想的な雰囲気も作り出す。ほのぼのしみじみという感じでした。

H-02 流るる星の行方
　西洋風ファンタジー。本格的ファンタジー寄りと思われる文章。流れ的には王道だけれども、それを地に足のついた文章で綴っているので奥行きを感じる。今更特徴言っても仕方がないが、改行に少し特徴あり。あと、ルビ。

H-03 黒衣の天使と夜の闇
　現代ファンタジー？分類的には和風なんだろうけど、バロック系っぽい雰囲気もある。描写が仔細。読者の想像的体験と語り手の体験を一致させるタイプの書き方。短編ならともかく常にこういう書き方をするのは書き手も読み手も疲れるので、普段とは少し書き方を変えてるかも。緩急をつけるのが上手い。バトルがある作品も書いてる書き手さんかね？

H-04 インプリンティング
　一人称の現代物。ほのぼのというか、恋愛物っぽい日常物。見える空が違うというのに共感。わたしゃ凄く視力悪いからなあ。文章、ライトな感じ。素直じゃない２人の会話が中心に据えられている。読みやすい。

H-05 吸血鬼、1280円。
　別に騙そうとかいう気（＆余裕）はなかったのだけれども、内容で判断するのは難しかった模様。お題回答小説に似た雰囲気のがあったかも知れんが。私は漢字にしない単語の範囲が広い。中でも、あることばに注目するとモロバレだったかも……そう、×言葉○ことば。次があればここは変えるぞー。そういや、ここのユーモアのセンスがない発言を参考にした人もいたかなあ。ある意味、苦手なものに挑戦した意欲作かも。内容についてはあっちのブログで。

H-06 星は虚ろの月を抱く
　ドキュメンタリーっぽい出だしの西洋風ファンタジー？　異世界とは限らないが。言い回しが独特。地の文にセリフを混ぜ込む。記号の使い方もちょっと独特かも。微妙にグロい。サイコ系かな？　女の狂気を感じる話。割とほのぼの系や何か解決する方向の作品が多い中で毛色の違う作品。最後まで読んで最初に戻って、そりゃー無理だろ、と思った。

H-07 教授（プロフェッサー）が目覚めない
　一人称の現代ファンタジーコメディ、なのか？　どうでもいいが教授と聞いてロマサガ３の教授を思い出した。しかし、何だ男か（ちっ）。いや、性別書いてないんだが。教授が目覚めずお弟子さんが色々考える、その怒涛の思考がメイン。その前半の改行なさ具合が凄い。全体としては短めに感じる。ご近所づきあいもたまにはいいものです。推理するとしたら、終わりの【終】もポイントだったかな？

H-08 星の実
　西洋風ファンタジー。途中で三人称から一人称に変わる。一人称出るまで主人公を女性だと勘違いしてた。男性だったのね……。セリフに地の文を続ける特徴有。こっちは後半の段落の長さが凄い。主人公に共感できんが（あっちはあっちで大変だったんだろうし、許してやれよと思う）……恋は盲目というか、愛情と憎悪は表裏一体というから、仕方のない話かも。

H-09 ホシのヌシ釣り
　ＳＦコメディ。ですます調の独特な文章。文中の書籍で『銀河ヒッチハイク・ガイド』を思い出した。ちょっと雰囲気似てるかも。内容は……遠未来ＳＦの恋愛系と言っていいんだろうか。読んでる途中、この話、どこに着地するのかと思ってたが、上手くまとまったなあ。

H-10 ツインズ
　一人称の現代物。夜にも奇妙な物語とか20XX年のゲームキッズとかの系統？　これも記号の使い方に特徴が……今更だが、けっこう、良くある特徴だからなあ。感想は、一緒じゃなくてもいいじゃない、という感じ。普通の友だちという関係じゃあダメなんかねえ。

H-11 あの星が流れたら
　現代物。疲れた心にちょっと不思議なことが、な白昼夢のような話。凛さんには寂しい話だが、主人公的にはそれが現実でよかったねえ。文章的な特徴は、セリフの途中で改行、「あぁ」を多用、ってところかな。ところでこの作品の感想、「北極星が流れるわけないじゃん、人間が存在する短い間に星座が崩れることなんてないよ」と、「始まりがあれば終わりもある、星も寿命がくる、（光が届くのが遅いので）ほんとはもう流れてるかも」に分かれてて面白かった。可能性の話だから、どっちもありだねえ。

　ちらちらっと結果見てきたけど、全然推理当たってない予感。まあ、その点だけは推理済みさ。


　また覆面に関わる記事を増やすのもアレなので追記。
　カンニングなしとはいえ推理的中率は（Ｈブロックを除く）全体で３割半くらい。駄目探偵でした。アルファベットの最初のほうが的中率低めかと思ったが、そうではなく、最初に推理したブロックのほうが的中率が良いということだった。つまり、推理が進むごとに投げやりになっていったと。
　全体を見ると、文章の特徴を素直に出してる人は推理されやすいというか、そうでもなければ当られない。それと、ある程度読み込んでる書き手さんのは、第一印象を信じたほうがよかった。というか、ここで余計なことを書いた後、ブロックごと推理じゃＰＯＥさんの、ほかの方々と同じように推理してたことを思い出した……ここで無駄な恥書いただけか（がくっ）。
　次に推理することがあれば、文章の特徴より、雰囲気で考えたほうが当たりそうだなあ……。

　全ブロック読了して感想書いた（Ｈはまだ公開できないけど）。
　改めて、一方的にでも多少知ってる作家さんについてちょっと書いておく。

・広河陽さん（Ｂブロック）
　３か１１と思いつつ１１と予想しておいたけど、SFで来るのかそうでないのかでかなり違う。SFでないなら２辺り？と思ってた。

・ＰＯＥさん（Ｆブロック）
　直球だとまず１だと思うものの、しゃべるAI付宇宙船が出てくるSF作品を書いてた書き手さんが少なくともこのブロックに別に一人いる。で、あえて１ではないと推理するけど、果たして……？
　それにしても、天城麗さんのブログのあれ（by EXIST-Blog）でも、他の方の予想を見ると、見事に１予想の人が多い。だからこそあえて外してみるが（一匹狼好き）。

・穂高あきらさん（Ｇブロック）
　５と予想している方が多かったけど、やっぱり５だと思ったり……日記で余り覆面被ろうとしてないとおっしゃってた気がする。

　一番作品を読んだことがあるブロックはＨ。結果発表後、感想のみ掲載予定。

　このブロックの作品のちょっとした感想はこちら。
　何でこのブロック選んだかというと、読んだことがある書き手さんが多いから。でも、特徴をつかむほど読み込んでいないので、初めて読むのと余り変わりないよなあ。

■鶏米チャボさん チャボの庭
　文のしっかりしたファンタジーも掲載されているので４かとも思ったが、和風ＦＴの雰囲気が似ている気がするので、『G-08　　勝負』。

■松木響子さん 夢紡ぎの歌
　一人称「わたし」。文章の印象で判断。サイト掲載の短編に詩が入るものも。ということで『G-04　　さいはての星』でしょう、たぶん。

■深海いわしさん 雨の庭
　しっかりした文章。コミカルなセリフの雰囲気も考慮。「淋しい」発見。「――」に続けて心情も。『G-03　　クリスマス・オーナメントと子供と私』と推理。

■相馬 周さん Without you
　２、７、９……と色々迷ったものの、改行の仕方で『G-10　　星色謎解き』。

■冬城カナエさん しゃべるウサギ
　３かもしれないが『G-09　　金曜日の屋上』。特徴がけっこう共通していてわからんです。

■冬長 夏短さん　蒼天白月
　大きな改行と文章の雰囲気から『G-11　　その手に星の砂を』っぽい。

■文染アヤノさん 輝ける宝珠
　こちらも１０っぽい。が、『G-07　　峠の我が家』と予想しておく。

■穂高あきらさん Novelism
　（）で心情。地の文での「」の使い方。文章の詰め具合。『G-05　　星より甘やかに』と予想。

■藍真珠さん Ai Stories
　１か？１１とも特徴が共通しているが、残っていない。『G-01　　暗闇にまたたく』。

■kannaさん edda-kan
　サイトでは、かなり特徴的な文章なんだが……。残りは少ないのに長いこと悩んで『G-06　　花に星』。

■nekoiさん 猫のあしあと。
　残るは『G-02　　月の隣』 。けっこう悩んだ。

　今月、無茶苦茶短編読んでる。５０作は軽く超えた……。

　まず作品のちょっとした感想と分析。

■G-01 暗闇にまたたく
　ファンタジックな現代物。日常の闇に潜むファンタジー。しかしある意味シビア。この体験が少しでも希望になればいいなという感想。一人称。漢字の使い方に少し特徴が。

■G-02 月の隣
　現代日常。友人のキャラが個性的。あの口調のせいで、今自分が書いてるのと同じオチがあるんじゃないかと全然関係のないところでびびりまくり。いやまあ、大丈夫だったが。アラビア数字と漢数字併用。体言止め多めな印象。

■G-03 クリスマス・オーナメントと子供と私
　現代ファンタジー？街角にファンタジックな要素という感じ。タイトルどおりクリスマスネタ。目の付け所が独特。特徴は地の文に続くセリフ。あと、「淋しい」。こっちの漢字を使う人は少ないかも。

■G-04 さいはての星
　ファンタジー。神話伝承のような、詩のような、独特の文章。このままの文章の書き手がいればわかりやすいが、カモフラージュしているか、作品によって文章を変える書き手の可能性も。

■G-05 星より甘やかに
　棋士の話。一人称。目の付け所は独特だが、基本的には現代恋愛系？　ほんのり恋愛な勝負の世界の裏方か。地の文での心情を「」でくくる。（）で思考。

■G-06 花に星
　異世界ファンタジー。（ひねったオチものとか、雰囲気系ではなく）「物語」って感じの展開。文が洗練されてるゆえにあまり記憶に特徴が残らない……あまり珍しくも無いが、「頷く」とか「跪く」かな。

■G-07 峠の我が家
　ＳＦ。宇宙船の中にあるもの。改行の仕方や数字の使い方が独特。ＳＦっぽいけど何となくファンタジーっぽさもあるような。普段ＳＦ書かない（読まない？）人な予感もするが、この予感はあまりアテにはならない。

■G-08 勝負
　一般向けの時代劇のような。冴え渡る空気を感じる話。セリフが少ない。普段からそうとは限らない。改行はそれなり。誤字あり。特徴ある表現は「気づかれた」か？　内容で推理したほうが良さそうだが……。

■G-09 金曜日の屋上
　現代物。日常に突然入り込んできた非日常的存在。日本のテレビドラマっぽい雰囲気。３と同じく地の文から続くセリフ……難しくなったぞ。強調する単語を“ ”で囲む。セリフ多めでテンポ速め。アラビア数字使用。

■G-10 星色謎解き
　現代物。オチは何となく読めてしまうが、ほほえましい。謎解き。重要な単語を“ ”で囲む。そしてアラビア数字使用。ますます難しくなったぞ〜。大きな改行空けに特徴が。

■G-11 その手に星の砂を
　ファンタジーかと思えばＳＦ。滅びかけた世界。ボーイ・ミーツ・ガールと言っていいのか？　こちらも大きな改行が特徴。あと、「微苦笑」か。サイト内作品で使っていてくれると推理する側としてはありがたい。

　Ｂブロックの作品のちょっとした感想はこちら。
　最後まで推理したと思ったら新たな特徴を見出し二転三転。何だか、終わってみれば結局最初の推理が近かった、みたいなことになりそうな予感をひしひしと感じつつ、まず、ちょっとはわかりそうな方々。

■鳴上さとみさん　 スパイラル・ガーデン
　記号の使い方に特徴が。同じ特徴を持った作者は、ざっと見たところではいなかった。『B-08 空を見上げて』と思われる。

■織人文さん　世界の背骨
　（）で思考をくくる。『B-10 歌う星』か。手法自体はよくあるので、ほかの作者の方が使っているのを私が見落としている可能性もあるが。でも、ファンタジーな雰囲気も判断要素ではある。

■３月兎　燈月庵
　現代物日常系が多い印象。元が短いせいもあるだろうが改行少ない。『B-05 星を握る』ではないかと予想。

■麻生新奈　As Asas de ASOU
　ＳＦな方。〆が了だが改行空けは少なく「ひとつふたつ」と「一つ二つ」の違いで６ではなさそう……余り自信はないが。カッコの使い方から『B-03 星の河をわたる風』と予想。

あとは、１、２、４、６、７、９、１１。このうち、１と４には共通の特徴がある。その特徴を持っていると思われる方々。

■鈴子さん　Strange Hours
　かなり自信はないが１ではないかと。もうここまで来ると半分消去法です。というか、２作品にお二方を当てはめようとしているので仕方がないが……前提から間違っている可能性も……。

■柚希実さん　Fayerie
　自動的に、残ってる『B-04 最後のブルース』。改行のしかたや文章からも１よりはこれな気がするが、果たして……。

　残るは２、６、７、９、１１。ここからはほとんど勘。

■ひさちさん　星回りゆえにさまざまな日々
　セリフの癖で４か、それとも文章で１かと思っていたが、合っていると思った特徴がメモ間違いだったらしく振り出しに戻った。お題のほうの文章から判断して、『B-09 指先に星』かなあと思ったりする。

■みずきあかねさん　まひるのひかり
　ジャンル雑多。改行の仕方に特徴がある。４、６、９のどれかか。４と９は予約済みでサイトにＳＦもあるので『B-06 生命 撒(ま)く者 〜 Panspermia』かねえ。メモを見ると第一印象では７だったらしいが。セリフの特徴は確かに７っぽくもある。

■弥月未知夜さん　空想家の世界
　カッコの使い方から３のセンもあったのだが、恋愛物が多い気がしたので９かとも思う。ただ、こんなに改行多いかなあという思い＆推理が二転三転した影響で９も予約済みなので、『B-02 求めるトクベツは』。ここまでくると推理しつつももうさっぱり。

■茅さん　茅葺き屋根の家
　カッコ内ふりがなが多い気がしたので６とか思っていたのだがもう残ってない。残るは７と１１。なんとなく『B-07 Xing（シン）』。「達」くらいしか共通点がなさそうな……あと、特殊な知識を感じさせるところかな？　第一印象のメモで罠を仕掛けてきそうとか書いてあるんだが。

■広河陽さん　ふみかばんのほーむ
　漢数字とアラビア数字併用、改行空けあったりなかったりで難しい。とはいえ、『B-11 ちょっとだけ遠い未来のこと』しか残ってませんがな。ちょっと違う予感もするんだが。罠を仕掛けてきそうな方その２なのです。しかし、罠があってこれだと返って直球っぽいかなあ。

　なんつーか、このブロックに唯一の記号の使い方の特徴があったって、私も話によって同じ記号の使い方してるよなーとか、（）で心情表すこともあるよなーとか、〆に何か（了とかＦＩＮとか）書く人だって、投稿だと書かなかったりするよな、っていうかENDなんてどこのサイトでも見かけなかったようなとか、深く考えれば考えるほどドツボにはまっていくような自覚が。文章をもとに推理しているので内容をもう少し考えればマシになるかも。しかし、これ以上は視力に乏しい目の限界なのです……いや別に、絶対当てなきゃ罰ゲームってものでもないし（開き直り）。
　少し間を置いて、Ｇブロックに取りかかります。

　うるさい輩がいるから感想とか推理とかやめようと思ったこともあったが、結局気にしないことにした。べつに気にしたことはないが。

　まず、作品のざっとした感想。自分の力だけで推理したい！という人は、以下は見ないほうが良いかも。見たところで、役に立つかどうかもわからんけれども。


■B-01　満月の牙
　ダークな雰囲気のあるファンタジー。描写が仔細で修飾がやや多めの印象。アラビア数字全角使用。記号の使い方に特徴が。

■B-02　　求めるトクベツは
　ほんのり大人の恋愛風味の一人称の現代物。文章で無理矢理特徴を挙げるなら「一つ」や文中カッコか。難しい。

■B-03　　星の河をわたる風
　さわやかな、ＳＦっぽくもありファンタジーっぽくもあり……風乗りの話。書き方はＳＦっぽい。漢数字と半角英数字併用。半角英数字使用という大きな特徴があるのだが、ざっと見たところそう言う書き方をする人はいなかったぞ……。

■B-04　　最後のブルース
　現代物。『○○の人生！』のようなドキュメンタリー番組に出てきそうなタイプの話。改行空けの使い方に特徴あり。漢数字と全角アラビア数字併用。記号の使い方にB-01と同じ特徴が。

■B-05　　星を握る
　現代物。日常系というか、一般小説っぽい雰囲気があるかも。内容で推理できそう。漢数字使用。

■B-06　　生命 撒(ま)く者 〜 Panspermia
　真正面からＳＦ。タイトルに特徴が。振り仮名の使い方も。改行空けも。結末の了が私を混乱させる……。

■B-07　　Xing（シン）
　犯罪・事件系？　テンポが早くエンタメ性高め、ライトノベル的。セリフに特徴があるかも……。

■B-08　　空を見上げて
　現代物。現代なファンタジー。冴えない日常にささやかな奇跡を（？）。一人称。文章に特徴あり。最大の特徴は記号の使い方。ブロック内唯一の特徴だからわかりやすいか？

■B-09　　指先に星
　現代恋愛物。もどかしくもさわやかな若者たちの、素直な恋模様。改行空けに特徴あり。〆のendがさらに私を困らせる（汗）。

■B-10　　歌う星
　ファンタジー。不思議な、伝承にまつわる話。（）で思考を記述するＢブロックの方は、把握する限りでは１人だが……。

■B-11　　ちょっとだけ遠い未来のこと
　正統派のＳＦ。良くある日常と見せかけた非日常のような。推理は難しい。引っ掛けでなければ、ＳＦを書き慣れた方だと思うが。


　開く（ひらがなやカタカナにする）漢字が人によって違う。あとは記号の使い方や数字など、癖が表われるはずだ……と思っているが、ひっかけがありそうだし、小説の雰囲気によって色々変えている人もいるし……難しい。引っ掛けに走っている人もいそう。
　推理もいくらかしているが、ひとつの作品の特徴が複数の作者の文章の特徴に当てはまったり……わからん。駄目でもともとのつもりで埋めていくしかないか。
　その辺は後日。

　物凄い今更だが、メールの件については解決。
　ああ、目がー頭が痛い。コミティア、今回は抽選に洩れなかったらしい。何とか間に合わせようとしているが微妙。前回洩れたので、〆切への危機感が足りなかったな。

■キノの旅　時雨沢恵一
　個人的には、結末が予想通りのものばかりで、毒が以前より少なくなったかなあという印象だったんだが、ネットの感想見てちょっとびっくり。歌姫の話のキノの行動に賛否両論。
　思い返せば、確かにそうなるのも理解はできる。でも、それを言ったら、機械人形を見捨てたこととかのほうが、相手の死につながる直接的な行動だと思うがなあ。私は特に違和感は感じなかった。でも、まず作者が純粋な２人の子どもたちに感情移入させるように書いているから、作者的には、キノを悪役っぽく見せられたんだから成功なんだろうね。
　一番個人的に良かった話は、ティーと陸。でも、ここ数巻もそうだけど、もっとキノ＋エルメスの話が読みたい。あとキノ、鹿肉は硬いから料理に時間が（以下略）。

　龍皇杯から気になっていた小説を、遠出した際に古本屋で見かけたら買おうと思って行ってゲット。３、４巻だったけど。１、２巻はネット通販。しかし、中古でないと買えないのね……。
　短編からして予想はついていたけどダークで、読んでいて憂鬱になることも……憂鬱な話も結構好きなのでＯＫ。印象がドラゴンマガジンのあの短編だったので、想像していたダークさよりは、思ったより理解者が増えてましになっているくらい。
　しかし救いが欲しい。何が救われないかというと、続編が出ていないこと。作者は別のシリーズ書いてるし……売れなかったのか？ ネット上の評価は悪くなく、イラストもいい、続編待ちの声もちらほら見かけるし……ちょっと地味とか言われているが。頼むぞ富士見書房。派手なのもいいが、スルメイカみたいな作品も大事にしてくれ。

　他人の小説を読んでいる余裕はないのについつい読んでしまうのだった。そういや、今書いてるヤツにちょっとだけ似てるから思い出したんだった。まあ、こっちは農民ファンタジーだが。
　ああ〜書きたい。ネタだけはどんどん出てくるよキーを打つ手が追いつかないよ。

　これから毎日小説書きモードに入ります。いや入りたい。

　本屋でふと見たら売っていた。旅人たちも増えてきたねえ。何だか、登場人物紹介が新鮮だった（前にもあったっけ？）。全員、まんべんなく出番があった感じ。
　『自然保護の国』とか、複数の視点がある事を生かした話が結構あったなあ。『むかしの話』はやはり、ティーか。挿絵のあの写真のなかに、『電波の国』のも？　『続・戦車の話』の最後は、すべて理解したって事？　故・戦車長の善意に取ったらいいなあ。それとも、知っててやってたから鏡から目をそらしたのだろうか。
　ちょっと読み進めたところで、しおり代わりに帯を取ると――。今回はそうきましたか。

　あっという間に８月ですな。ああ、徐々に、今年も何もなく終わってしまうのか、という焦燥感が……そろそろ短編でも書き始めるかぁ。

　さて、今更というか、ある意味気が早いというか。日本語版は来年秋に出るとかいう話があるけど、一年以上先ってのは遅いよ……訳者の都合かもしれないが。読書記録ともいえない流し読み、主にＡＩたちの会話くらいしか見ていないが、ネタバレ有なので、楽しみにしている方はここを見ずに来年まで待つこと。

　感想雑感。というか、読み取れた断片。
・結構最初のほうでもう一人のヴィックとの交信がある？
・ミルドレッドが今回のヒロイン？ ジェリーって前からいたっけ？ Xyenって誰かと思ったら、ケシェンか。他、中国人っぽい人がいそう。日本人はいる。Koってどんな漢字を当てるんだろう
・ヴィザーが冗談を理解できて……いない。その後サボり発覚
・ゾラックの出番待ってるのになかなか無い。ちょこっとで出てからがまた長かった
・ＦＢＩが動いてる？
・平行宇宙の説明に図が載ってる。過去世界へ行く段階でようやくゾラックの出番が
・おぉ〜、ＡＩたちの音声会話が。ヴィザーに子ども扱いされたゾラックが文句を言う。「坊やだって？ わたしはきみが設計される前からこの船を操縦しているんだぞ」と訳予想
・ヴィザーと連絡が途絶える。やはり過去に行った連中が出てきた。乗員なしでシャピアロンが拉致られる？ 戻って来た後ガルースがゾラックに感想を聞く。

　ＭＰ２って何のことかと思ったが、向こうの宇宙のことか？ 物凄く大雑把な筋は読めてるけど、なぜ向こうの宇宙に行くのかの詳細とかは、私の英語力では無理でした。ヴィザーに関係している気がするが……。
　日本語版が待ち遠しい〜。

　いつの間にか第２回カオパラらんきんぐで「読みやすさ部門らんきんぐ」発表されてますな……もう一週間も前か。気づかなかった。

・メモ（いつもメモするだけの気がするが）
■駄文同盟：全ての個人サイトの検索
■HAMMER X HAMMER：創作系の検索・交流
■sino-search：中華系小説検索

■新フォーチュンクエスト10 キットンの決心　深沢美潮著
　一人称庶民派（やや少女マンガ系？）ファンタジーの最新刊。いやぁ、このパーティーの中ではキットンが一番好きなんでえがったえがった。いつもより恋愛話をする女子コーセー的ノリが多め？ キットンはストレートだなあ……もう結婚してるんだから当たり前か。

　小説書きたい。もう禁断症状が出とるぞー。せめて『ICO』読了するまでは……。

　これで最終、第3回カオパラらんきんぐ参加作品から流し読みその8。ＳＦからその２。

・フォント普通作品のみ（目が悪いもので）
・文章が好みの物のみ
・ほんと流し読みに近い。作品の真の味はじっくり読まないとわからないっす
・リンクは当然無断。切りたい方はメールにて連絡をどうぞ
・リンクは全部同窓なので、新窓で開けるなら右クリックで 　文字がボールドだったり明朝体だったりするのも大体抜かしております。

■今までの読書感想■
・Web小説乱読流し読み1
・Web小説乱読流し読み2
・Web小説乱読流し読み3
・Web小説乱読流し読み4
・Web小説乱読流し読み5
・Web小説乱読流し読み6
・Web小説乱読流し読み7


■きみがめざめるとき　芹木涼氏
　現代ＳＦ短編。前半は現代恋愛かと思わせる。後半は……そう来たか。寂しいような、希望は残されているようなＥＮＤ。てっきりまんま童話をなぞるかと予想したけどそうならず。ありがちだが、好きなら自分もね（中略）せんかい、と思った。

■Egg Shell　芹木涼氏
　近未来ＳＦ。破滅から逃れさせようと、子ども達だけがシェルターに守られる。文章も安定しており、ネタが本格的だと感じた。実は最近似たようなネタで書いてたんだけど、自分の中で対比して、それぞれの独自の部分が見えて面白かったっス。

■火星ＳＯＳ　茶林 小一氏
　あっさり読める短編SF。笑い話系？　オチは結構すぐ読めてしまうけど、彼らの惨めさというか情けなさがなんとも言えず、面白い。

■Rowdy Lady　ＰＯＥ氏
　近未来ＳＦ長編、連載中。act1の５まで。独特の文体にお嬢様、というオリジナリティある設定もあり、余り見ない雰囲気を出している。ＳＦ的ギミックの散りばめ方が上手いと感じました。一風変わった未来ＳＦをお望みの方に特にお勧めな作品ですな。

　明日の正午〆切では、ここまでが限界か。ファンタジーで終わるかと思ったが、ＳＦに入れたので結構満足。次があれば、今度はＳＦから始めるぞ。さて、このあと投票してこよう。

　で、ここからはオフ本感想。※ネタバレ注意※

■ブギーポップ・バウンティング　上遠野　浩平著
　ブギーポップ最新刊。メインの一人、蒼衣は電撃ｈｐで序盤読んだ時にはいけ好かない印象だったが、結構いいヤツというかまともかも。今までは順番通りに読まなくてもよさげだったけど、今回は過去の（特に『VSイマジネーター』と『夜明けのブギーポップ』）読んでたほうがよさげ？ メインの二人からして元アレだし。
　凪は何を言われてどうなってしまうのか？ 裏切り者のあの彼女（結構好みだ）とその関係者達は？ そしてセリフをバウンティングされたブギー関係は、クライマックスの近さを感じさせる。今まで以上に続きが気になる終わり方だった。

■ザ・サードVII　死すべき神々の荒野（ゲヘナ）下　星野亮著
　上巻からわりとすぐに出たけど今まで読めず、やっと読破。なんか口絵からしてエロいよ。パイ先生の過去に関するアレコレがわかった話というか……分量の割に、余り進展はなし。ハデスの潰しあいはちょっと予想通りに過ぎたなあ、と。イラスト、また変わったな……まあ、そんなに悪い方向にじゃないから、良しかね。

　まだ積んでる本は多い。まったく何冊あるのやら（もう数えてもいない）。

　最近になって二次創作（キノ）に票が入る予想外の展開に驚きつつ、第3回カオパラらんきんぐ参加作品から流し読みその7。ＳＦに突入。

・フォント普通作品のみ（目が悪いもので）
・文章が好みの物のみ
・ほんと流し読みに近い。作品の真の味はじっくり読まないとわからないっす
・リンクは当然無断。切りたい方はメールにて連絡をどうぞ
　文字がボールドだったり明朝体だったりするのも大体抜かしております。

　今まで読んだことあるやつ〜。
■《グレムリン！》　ふじみひろ氏
■＜September 9＞　suzu3ne氏
■ギャラクティック・ファーマシー　疏氏
　どれも安定感のある文章です。グレムリンはＳＦ的非日常下の日常系？ 連載も長いのでオンラインＳＦファンにも御馴染みで、安心感があるんじゃないでしょうか。ほのぼのしたり、ハラハラしたりします。＜September 9＞は短編で、ベースは幼馴染みとの恋愛にＳＦ要素絡む、未来の日常の一部かな。心情の掘り下げが上手くて、感情移入して読んだ記憶があります。ギャラクティック・ファーマシーは私の好みにクリーンヒットなので、サイト開設当初から追いかけてますよ〜薬というとヤバげな印象ありそうですが、基本はライトで読みやすいっス。
　と、駆け足紹介でした。

■電撃　響子氏
今のところＳＦランク１位の作品。現代ＳＦ短編。一人称。何事かと思えば縦書きとは……。日常にＳＦ的要素を組み合わせたような感じ。地に足が着いた印象の文章でありながら、一風変わった内容と目を引く視覚効果が刺激的で素敵でした。

　ファンタジー、とりあえず最終。

　第3回カオパラらんきんぐ参加作品から流し読みその6。
・フォント普通作品のみ（目が悪いもので）
・文章が好みの物のみ
・ほんと流し読みに近い。作品の真の味はじっくり読まないとわからないっす
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　文字がボールドだったり明朝体だったりするのも大体抜かしております。

■今までの読書感想■
・Web小説乱読流し読み1
・Web小説乱読流し読み2
・Web小説乱読流し読み3
・Web小説乱読流し読み4
・Web小説乱読流し読み5


■クロスハート　むぎほ氏
序盤は子煩悩ファンタジー？ 最初、良い子悪い子普通の子、とか言う印象だったけど、そう単純な話でもない。基本はほのぼの（殺伐か？）で一話が短めなので読みやすい。思わず最新話まで読んでしまいましたよ……。

■Two Wings　時雨　雫氏
現代ＳＦファンタジー。やはり読んだのは序盤のみ。このあたりだと、ちょっと純文学っぽい雰囲気もある？ 主人公の目的があれなせいか。主人公に謎が多いので続きが気になる話っスね……。

■イレギュラーアースでお茶しませんか？　やおたかき氏
ＳＦファンタジー？　第一話まで。パラレルチックな地球が舞台。めちゃくちゃな自転をする地球という設定がまず面白い。文体も独特。漫談調というか落語調というか……それが、ネーミングに設定など、この小説そのものに合ってるのですよ。なかなか凝った設定の、オリジナリティあふれる作品だと思いました。

■Ｓｅｃｏｎｄ　Ｌｅｇｅｎｄ　ＥＮ氏
連載中王道ファンタジー。第一章まで読了。安定した文章に見やすいレイアウト。とりあえず読んだところまでだと、物凄い王道です。しかし、今後何が待ち受けているのか気になる、先の展開で読者が驚きそうな土台はきちんと出来ている感じ。文体、それに王道だけにストーリーもしっかりしているし。
少年少女の旅、ってのも需要あるんよね。こなれた旅人メインより、ある種の臨場感ある旅を見られそうです。

　昨日は家の中なのに雪が降っていた……しかも、私の上だけ。強風で煙突が外に抜ける穴から雪が吹き込んで来るという。

　第3回カオパラらんきんぐ参加作品から流し読みその5。
・フォント普通作品のみ（目が悪いもので）
・文章が好みの物のみ
・ほんと流し読みに近い。作品の真の味はじっくり読まないとわからないっす
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　文字がボールドだったり明朝体だったりするのも抜かしております。

■盗掘者　ＲＡＹＧＡＨ氏
短編ファンタジー。行間なしなのでちょっときついが短編なので読む。古代ロマンとか歴史ミステリーかと思ったけど、実は教訓系？ イニシャル名とか西洋系に見えて日本系の名前とか、独特の雰囲気がありますな。
滅びの歴史を繰り返してた某漫画について考察しているところなので、自分的にはタイムリーな内容だった。

■金の流れ星　ナツビ氏
正統派異世界ファンタジー。連載中。落ち着いた文章に深い描写。序盤だけしか読んでいないが、何やら重いものを背負った、追われる少年と、田舎出の傭兵らしい青年がメインのようです。内容的にも文章表現的にもレベルが高い。本格系が好きな方は是非。

■Ｄｅｅｐ　Ｓｋｙ...　−一眼の騎士−　ＲＡＩＮ氏
短編異世界ファンタジー……だけど、微妙にＳＦファンタジーっぽい？　竜と竜騎士に注目。ドラゴンファイトというシチュエーションのチョイスがイイ。流し読みなせいか世界観がよくわからなかったけど、現代の文明レベルに別の文化が派生した世界という感じか。

■魔王と私　ささめゆき氏
ファンタジー長編完結。やはり流し読みで序盤のみ。スレイヤーズ系のテンポがよい一人称で、一文が短いがこなれた印象。女子高生が突然魔王に声をかけられ……というコメディ。一話も気軽に読める長さなので、とにかく読みやすい。ライト現代ファンタジーを求める方、是非こちらをどうぞ。


　『電車男』って小説じゃなくてログ形式なんだねえ。ＮＤＣに最近増えてきた対談形式や、ログ形式を追加して欲しい……それとも、気づいてないだけで、すでにあるのか？
　しかし、アレをどう映画化するのだろう。掲示板のやり取り省略ではなく、斬新な表現求む。

　ああ……未だに『ICO』も『狐と踊れ』もその他も読めてない。元気が出るTVのDVDも見れてないや……。

　第3回カオパラらんきんぐ参加作品から流し読みその４。
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■銀晶工房物語　hizuki氏
　ファンタジー日常。短編連作調連載中。形式的にも内容的にも読みやすい。ほのぼのした異世界の日常を覗き見ている感じ。劇的な刺激は少ないけど、異世界の当たり前が読み手にとっての当たり前とは限らず、たまにほのぼのでない部分もあり……興味をそそられる。ストーリーを追うというより、工房の顔ぶれや生活を温かく見守りたくなる印象でした。

■Arcadia　運命に立つ者　きぁ氏
　ファンタジー長編、連載中。序盤しか読んでいないが、その上での感想を一言。シンプルな印象の文体だけど、読者を引き込むのが上手いと思う。先が気になるが、設定が考え込まれていそうなので身を入れて読む時間が取れないと読めない……独自の世界観が確立されているようで、気になる話でした。

■空飛ぶお医者様　紫陽花氏
　一頁完結というファンタジーコメディ連載。まずこのタイトルに惹かれます。そして、異世界ファンタジーの医療部隊という目の付け所もいい。そして空を飛びます。素敵です。
　どこから読んでもかまわないというのもあって、ついついアレコレ読んでしまう……気楽に読める短編連作でした。

　睡眠が必要だ……昔は冬に太っていたのに、ここ数年は雪かきで激しく体力消費して痩せるわ眠くなるわ……早く暖かくならんかな。

　グータラ気味です。雪かきで体力が……。

　第3回カオパラらんきんぐ参加作品から流し読みその３。
・フォント普通作品のみ（目が悪いもので）
・文章が好みの物のみ
・ほんと流し読みに近い。作品の真の味はじっくり読まないとわからないっす
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　文字がボールドだったり明朝体だったりするのも抜かしております。

■Ｍｅｒｃａｔｏｒ　弓月明氏
　連載中。ライトなファンタジー。楽園メルカトルを捜しての旅。最初に航海とは、いいですね。異世界ファンタジーだけど、マゼランやコロンブスの時代の雰囲気がある。ある意味お約束の展開もあるけど、それだけに安定していて、安心して読める。
　関係ないけど、ギリシア神話のアルゴー号遠征をいずれ書いてみたいと思ってたことを思い出した……。

■希望の世界　バロック氏
　異世界迷い込みファンタジー。完結。行間マージンなしがちょっと目につらいが、読んでるうちに引き込まれた……良くある異世界迷い込みと雰囲気も違う。ミステリーっぽくもありホラーっぽくもあり……サイコ系というか哲学系というか。主人公の焦燥とかがそのまま伝わってくる。オチは、その辺のことを色々調べたことがあるので読めてしまったけど、それでも充分楽しめました。

　今回は少なめ。ちょっと小説を書き始めている……予定よりだいぶ遅れたなあ。

　投票は後にすることにした。参加作品の表の下から順に見てるんだけど、投票した作品が上に行ってしまうんだよなあ。

■幽霊も悪くはない　ゆうり氏
　短編コメディ。途中、実はシリアス？ と思ってしまった。読み込みが足りないせいでちょっと理由がわかりづらかったけど、１項短編にしては長め（私の基準で）なのを感じさせないくらい読みやすかった。

■禍言の葉　御桜真氏
　連載中長編。一章読了。現代の魔道士っす。ホラー風味とあって、最初の一頁目からかなりホラーしてます。ホラーな心理描写、上手いなあ。
　書き込みが深いし、本格派な文章。猫も完備してますよ。猫好きもGO。

■ぼく、せんべい　川根ゆさき氏
　短編コメディ。赤い画面が私の目にはちょっとダメージあるけど、短編なので耐える。
　ネタがイイ。おもろかったっす。難しいこと考えないで読めるコメディですね。

　ここから下は999の新作感想。

　何か愚痴臭い話が多くないだろうか？ ちょっと爽快感に欠けますよ、松本先生〜。乗員二名追加。一人は乗務員。ますます機関車さん＆車掌さんの出番が少なくなるではないか。
　長い話が少ないせいか印象も薄い……はよう本格活動してくれるといいな。

　最近眠れない。寒さじゃなくて暑くて。布団かけすぎ＆厚着しすぎかな。あと、目がかゆい……花粉症とか思ってたけど、毛布のせいなんだろうか。凄く寝不足だよ……小説も書けないし。生活のリズムを取り戻さなきゃなあ。

　今日同僚がバレンタインデーの話をしていたので勘違いしかけたよ……14日は14日でも、まだ１月だよな。

　第3回カオパラらんきんぐ参加作品から流し読み。
・フォント普通作品のみ（目が悪いもので）
・文章が好みの物のみ
・ほんと流し読みに近い。作品の真の味はじっくり読まないとわからないっす
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　ファンタジーから。

■楽園の小鳥たち　悠木裕氏
　本格系異世界ファンタジー。成熟した文体にじっくり読ませる描写。聖女と傭兵、そのお目付け役が、神話に従い旅をする。
　ライト系の小説が好きな人は尻込みしてしまうかもしれないけど、文章は読みやすいから心配無用。特に腰を落ち着けて読む小説が好きな人にお勧め。何だか裏で陰謀が進んでいるような、自分好みの雰囲気がある。

■河童探偵　蓬蓮氏
　すいません、本当に流し読みで、最初の二話だけっす。独特の文体。内容とレイアウトが合っててイイ。一話の分量も適量なので、読みやすいな。不思議ゾーンが楽しめそう。現代FT長編完結済み。時間ができたら通しで読みたい。

■Look　for...　黄伊魔氏
　連載中長編。一人称。記録の館の学者としゃべる本。メルヘンちっくな雰囲気がありつつ昔の海外文学風の雰囲気もある。汽車やら馬車に乗っての旅はいいなあ。そーいやＲＰＧ系でも馬車に乗る小説ってあんまり見かけない気がする。私の視野が偏ってるのか？ まだ二章に入ったばかりなので、先が楽しみ。

■忘れるべきもの　広河陽氏
　掌編。自分なら「やー、やっぱり夢は肌で感じてでしょー」と反論したくなるところだけど、あの人の立場じゃしょうがないかな。こういう風に読み手に自分の答を考えさせる小説も好きっすよ。

■The Little Star　深月 氏
　長編連載中。ＲＰＧ風ファンタジー。ライトノベル風だけど科白で進めるってタイプではないっす。第二話まで読了。記憶喪失の少女を拾った二人の旅人は、神々の石を探して旅をする。少年少女のやりとりと大人（軍人）たちの会話のギャップが楽しい。

　今日、９９９のコミックス発売日だけど、親が外食ついでに仕事場に迎えに来たので、本屋寄れなかったな。明日、街に繰り出すとするか。

　悪いことは続くものだなあ……とログ飛びを見て思うこの頃。原因かどうかわからないが、しばらく前から気になってて調べたけど忘れてた、ＩＥが（ブックマークに入れると表示される）アイコン捜しても見つからないというのを回避するため、関連サイト見ながら適当に作ったアイコンをアップ。あと、robot.txtを捜してエラーになってるのも多いんだよなあ。何で最近になって……ＩＥやサーバーの仕様変更か。

■揺籃の星（上・下）　Ｊ．Ｐ．ホーガン
　スペースガード計画というものがある。この計画名は誤解を呼ぶとかいう非難もあるが、エイリアンから地球を守る地球防衛軍……ではなく、もともと宇宙を漂う小惑星やらデブリやらを監視する計画のこと……だったはず（検索したが誤解してる人もいるな＆自信がない）。ちょっと前はある程度の大きさのない天体は接近しないと発見できないと言われてたが、今はどうだか（最近技術の進歩の速度が凄いからな）。もし、充分大きな天体が突然地球に向かってきたら……。という感じの小説。
　内容は、結構憂鬱になる？　自分が抱いてたホーガン氏の小説のイメージとは違うかも。しかし、逃げる前にアテナを破壊しようという試みはなかったのか。すでに天候悪化で飛び立てない状況だったか、科学界があんな状態だったからか。『天使墜落』で感じた、正しい科学が迫害されるような場面や雰囲気があるしな。

　……解説が痛いって聞いてたけど、確かに。作者の宗教思想は事実の正否に影響を与えないし、正しいＳＦ読者はあんな小説読まないよな、みたいな煽り入ってるし……トンデモ系もツッコミ対象ジャンルになり得ると知らないのか。なんか、作中のヴォラーと被るから、余計にねえ。ホーガンが登場人物を通しヴェリコフスキーを賛美しているようにも読める（気にする人が読めば）のが鼻につくって事もあるかもしれんが、ホーガンは宗教に否定的じゃなかったっけ……。

　昨日のことですが、サッカー、ドイツに完敗だったな。いつものメンバーじゃなかったとはいえ、3点取られるとは。なんだか決定力も防御力もそれなりというか、地味だった。持ち味を見せた選手がいないような。目の悪い私の言うことだが。