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--- [ サッカー『コンサドーレ札幌vsモンテディオ山形』 ] ---
05/10/22 (土)

 バトンがちゃんとつながったらしい。よかったよかった。
 ブログ連載にかまけて相変わらず色々停滞中だなー。

 久々にコンサドーレの試合を見た。  道内では野球に比べて下火というか、試合の放送が少ないぞTV局。高いのにCSのJリーグセット加入したよ。でも、平日&土曜日の昼にある試合はどうにしろ見れないし、夜の試合がある日にCSで生放送がある確率なんて凄く低いよ……。
 愚痴はこれまでにして、3位(J1入れ替え戦資格)争い。現在3位の苦手な山形相手に、ホームの函館で、運よく3−1で勝利。入れ替え戦があれば、また北海道にサッカーフィーバーが起こせるかもしれないのになあ。

 最近、ネットでtoto買ってる。なんで今日はコンサ戦が対象外なんだー(コンサは常に勝利チェック)!
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--- [ キノの旅IX ] ---
05/10/11 (火)

 これから毎日小説書きモードに入ります。いや入りたい。

 本屋でふと見たら売っていた。旅人たちも増えてきたねえ。何だか、登場人物紹介が新鮮だった(前にもあったっけ?)。全員、まんべんなく出番があった感じ。
 『自然保護の国』とか、複数の視点がある事を生かした話が結構あったなあ。『むかしの話』はやはり、ティーか。挿絵のあの写真のなかに、『電波の国』のも? 『続・戦車の話』の最後は、すべて理解したって事? 故・戦車長の善意に取ったらいいなあ。それとも、知っててやってたから鏡から目をそらしたのだろうか。
 ちょっと読み進めたところで、しおり代わりに帯を取ると――。今回はそうきましたか。
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--- [ 暫定小説『悠久の旅9』 ] ---
05/10/04 (火)

 雨の日々が過ぎ去り、身体がいつもの調子を取り戻すと、セフィルは熱心に、エシンから渡された巻物を読み込んだ。巻物には己の肉体が持つ〈気〉の循環を操り、整える方法が記されていた。何度もその意味を確かめながら、少年は少しずつ、それを実践していった。
 やがて、彼は多くの同年代の少年ほどに健康ではないにせよ、天気の良い日は外に出ても不安の無いほど丈夫になった。だが、もともと外を駆け回るような性質ではないせいか、同年代の子どもたちと遊ぶより、郊外に近い場所を流れる小川や林のそばで自然に親しみ、あるいは、農業などを営む大人に、書物から得た知識を分け与えていた。
 豪雨の一件以来、セフィルの名は、周辺に住む少なからぬ大人たちの耳に届いていた。エシンが以後も何度か訪ねて来たこともあり、この地区に非常に聡い少年がいるという噂は、徐々に都全体に広がりつつある。
 そんなこととは露知らず、セフィルは毎日のように動物たちと戯れていた。
「兄さま!」
 少年の肩に留まっていた白い小鳥が、驚いたように飛び立つ。束の間、残念そうにそれを見上げたものの、振り返って木々の間を駆けてくる妹の姿を見つけると、セフィルは嬉しそうにほほ笑んだ。
「アカルはいつも元気ですね。……おや、その手に持っているのは何です?」
 目の前で立ち止まり、最近少しずつ少女らしい顔立ちに整って来た妹が息を吐く間に、彼は小さな右手に握られたものを見咎めた。
 一見して人形、に見えるそれは、周囲で目にする都の者たちなどとは、少々かけ離れた姿をしている。
 アカルは兄の関心を引けたのがうれしいのか、自慢げな笑顔で人形を掲げて見せた。
「母上が作ってくれたの。一族の昔話に出てくる呪い師の格好の人形で、子どもが持っていると幸せを運んでくれるんだって」
「守り神の人形か。アカル、それは大切にするんですよ」
「うん!」
 少女は勢いよくうなずき、兄の手を引いた。
「母上が、餡菓子を作ったから兄さまを呼んで来なさいって言ってたの。ねえ、帰りましょ」
 早くお菓子を食べたいのか、アカルは急いで小川を渡ろうと、足を出す。すると、木靴のつまさきが、濡れた石の上で滑った。そのまま、川の中に滑り落ちそうになるのを、セフィルが手を引いて戻す。
「大丈夫、アカル?」
 草むらに尻餅をつく妹の前で、その兄は心配そうにしゃがみこんだ。
「大丈夫だよっ」
 アカルは元気に言って立ち上がるが、その右手の手のひらには、草の茎で切ったのだろう、赤いものが染み出していた。
 その手を取り、セフィルは自分の右手をかざす。
「少し、じっとしていなさい」
 アカルは、兄の言うとおりにした。彼女の右手に、何か温かいものが触れる。
「はい、もういいですよ」
 少女が、もともと大きな目を見開いて手のひらを見る。裂けていた皮膚が、痕も残らずつながっていた。
「凄い。兄さまは、奇跡を起こせるの?」
「このことは、他の人には言っては駄目ですよ。わたしと、アカルだけの秘密です」
 大好きな兄と、自分だけの秘密。そのことばに、少女はかなり気をよくしたようだ。
「うん、約束は絶対守るね!」
 妹が突き出した小指に、自らの細い指を絡めながら、少年はささやかな幸せに感謝し――そんな日々がずっと続くことを願った。
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--- [ 名は同じでも中の案は複数 ] ---
05/10/02 (日)

 もう10月か……。
 人権擁護法案の話。あちこちで注意を呼びかけるのを見るたびに思っていたけど、問題は「人権擁護法案」というラベルではなく中身だと思うが。何だか、悪用されるとヤバイというような現行のどの法律にも当てはまる理由や、勘違い痴漢訴訟を例に挙げるのをよく見るが(なぜ冤罪を着せられた人の人権を守るという方向に考えないのかね)、こじつけ臭いというか、むしろ反対派が拡大解釈しているというか。抜け穴のない法を作るのは難しいが、法を運営するのは人だよ。それに、表面ばかり見ていては、別の名前でもっとまずい法を成立されてしまうぞ。
 今朝の新聞でチラッと見たのだが、まあ、きちんと内容修正されそうな気配だな。マスコミを特別扱いするのは許せないが。あいつらこそ、一番の人権侵業界……(ブツブツ)。

 あ〜、本格的に自費出版で本を出そうかと思っていると書こうかと思ったが、長くなったので終了。
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