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--- [ 楽しみに忙しい ] ---
05/05/30 (月)

 久々に小説を更新したよ……更新履歴に出ない掌編を。何が面倒って、いつも更新報告とか書くのが面倒なんだよなあ。

 ああ、かつて週間少年ジャンプで連載されていた『封神演義』、完全版が正式決定のようですな。7月発売か。是非買わねば。
 今月から来月にかけて、アマゾンの発送予定商品が途切れないよ……最近、本を買うため遠出したりもしたのだけど、やはりネットのほうが便利だなあ。本当にレアなものは、足使わないと無理だろうけども。
 ランダムバナーは来月19-20で……メモ。
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--- [ 今日もまた生存報告 ] ---
05/05/24 (火)

 なんかPCに深刻なエラーが発生したようですよ。すぐに回復したので、どこがどう深刻だったのかもわからずじまいだったけど。

 バナー入れ替えもあるのはわかってるのだけど……時間が。すんません、今だけはゲーマーでいさせてくれ〜。
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--- [ ここまで熱中するとは ] ---
05/05/15 (日)

 え〜、ゲームサイトの怒涛の更新をよそに停滞中。しかし、こっちでゲームの話して悪いこともあるまい。

 の、前に。買っちゃったんすよ、MISSION TO MINERVA。もちろん英語。読めません。
 読めないなりに、来年出るらしい翻訳版の出だし予想。
「21世紀の40年目までの間に、地球の国々はついに、搾取と衝突の歴史から多くのものを学び、それらを解決した。」
 思いっきり間違ってる自信があります。なんかしょっぱなから難しいよホーガン先生(私のレベルが低すぎか)。

 軽い話をしよう。ロマンシング・サガ-ミンストレルソング-、巷じゃミンサガと略されるらしい……キャラデザにも慣れ、何周もする羽目になるとは予想だにしなかった。SFCの時からのお気に入りキャラはグレイ。しかし、今回萌えなのは、あのお方。
 なんかプレーヤーに嫌われる役所だけど(汗)。別に主人公たちを駒にしてるとも思わんし、この先きみ達が何しようと自由、すべて受け入れると言ってるのに〜。SFCは敵さんももうちっと頑張ってて、その動きがサルーイン復活のきっかけになったが、今回は設定変わってすべてあの人の失敗(本人談)ってことになってて不憫。普段愉快な仲間と化しているので特に。
 今、2周目です。26日には半熟4も出るのに……更新スケジュールがぁ〜。
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--- [ 暫定小説「悠久の旅」7 ] ---
05/05/05 (木) こどもの日

「父さま!」
 待ちわびていたのか、姿を見るなりアカルが突進してくる。長は、愛娘が濡れてしまわぬよう気をつけながら、自らの胸に抱き上げて頭を撫でる。
「あなた、良くぞご無事で……しかし、こんなに濡れていっらっしゃるじゃありませんか。どうぞ、身体を温めてください」
 乾いた布を手に、レイヌが心配そうに歩み寄ってくる。
 完全に水を吸った靴を脱ぎ、ズボンの裾を縛って、布で体中の水気を拭き取る。人心地つくと、改めて水の冷たさが身にしみる。
 カマドの火で暖を取りながら、彼は周囲を見回した。先ほどから探している姿が、そこにはない。
 水害を予測した息子を誇りに思い、真っ先に声をかけようと決めていた。しかし、誇られるべきその当人は、急激な寒さに耐えられなかったのか、雨が降り始めて間もなく寝台に伏せっていた。
「父上……」
 鋭敏な感覚を持つセフィルは気配で目を覚まし、顔を上げる。父に手を取られると、その白い頬に幼子のようなほほ笑みが浮かんだ。
 いかに甘えることのない大人びた少年といえ、まだ、十もそこそこの子どもなのだ。親のぬくもりを厭う年齢でもない。
「セフィルよ、お前の言う通りになった。なんという素晴らしい知識と勇気か……わたしは、お前の親であることが嬉しい」
 力強い手が、少年の頬に触れた。雨に濡れ冷えた長の手よりも、白い頬は冷たい。
 それでも、セフィルの声は喜びの熱がこもっていた。
「わたしはただ……少しでも、役に立ちたいと思ったのです。これで、誰かを助けられたなら……本望です」
 彼は、華奢な手で父の手に触れた。
「わたしも、父上と母上の子に生まれ、幸福です」
 枕元に、自分の存在を強調するかのように、少女が駆け寄った。その兄たる少年が相好を崩す。 「もちろん、あなたという妹がいることも、わたしにとって幸せなことですよ」
 なだめるようなことばに、満足げにアカルがうなずくと、家族の間に笑い声が起こった。
 その晩から、雨は三日三晩もの間、降り続けた。長の警告もあり、この辺りでは被害は少ないものの、都の中でも川と接する地区では、濁流にのまれて死者が出たとの情報ももたらされた。
 そして、セフィルは熱を出し、雨が降りそそぐ間中、寝台の上に横たわっている。水害対策を指導しながらも、それが長の一番の気がかりとなっていた。
 そんな折、あの宿の主人が、長の心配を見るに見かねて切り出した。
「どうです、帰りに我が宿に寄って行かれませんか? お医者さまが、是非ご子息のことを聞きたいとおっしゃっられているのですよ。上手くいけば、ご助言を頂けるかもしれません」
 高名な医者、と聞いて、長は主人の提案を受け入れた。聞く所によると、医者はエシンという名だという。
 その名を聞き、長は驚く。王宮に召されることも多い、術も扱うという噂の、有名な医者だった。
「是非、お願い申し上げよう」
 長は元々乱れることの少ない姿勢を正し、改まった様子で、宿の主人に頭を下げた。
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