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--- [ 『ダーク・フロンティア・ブルース』 ] ---
06/02/19 (日)

 龍皇杯から気になっていた小説を、遠出した際に古本屋で見かけたら買おうと思って行ってゲット。3、4巻だったけど。1、2巻はネット通販。しかし、中古でないと買えないのね……。
 短編からして予想はついていたけどダークで、読んでいて憂鬱になることも……憂鬱な話も結構好きなのでOK。印象がドラゴンマガジンのあの短編だったので、想像していたダークさよりは、思ったより理解者が増えてましになっているくらい。
 しかし救いが欲しい。何が救われないかというと、続編が出ていないこと。作者は別のシリーズ書いてるし……売れなかったのか? ネット上の評価は悪くなく、イラストもいい、続編待ちの声もちらほら見かけるし……ちょっと地味とか言われているが。頼むぞ富士見書房。派手なのもいいが、スルメイカみたいな作品も大事にしてくれ。

 他人の小説を読んでいる余裕はないのについつい読んでしまうのだった。そういや、今書いてるヤツにちょっとだけ似てるから思い出したんだった。まあ、こっちは農民ファンタジーだが。
 ああ〜書きたい。ネタだけはどんどん出てくるよキーを打つ手が追いつかないよ。
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--- [ 〆切まで2週間を切った ] ---
06/02/14 (火) バレンタインデー

 バレンタインデーのチョコを自分でいじったのは初めてかも。なんだかよくわからない物が出来上がりました。
 小説書いたり色々したかったのに、チョコ作りとWNいじりだけで終わってしまったあ〜。やっぱり、1日は30時間以上欲しい……。
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--- [ WWWC導入 ] ---
06/02/11 (土) 建国記念の日

 近々遠出しようとしているのに一向に風邪が治らん。今の状態でいくならマスク必須だな。

 WWWCでデッドリンクチェックしてみた。便利だなーこれ。デッドリンクは、思ったより少なかった。あとで再確認してからエラーカテゴリに移動するのだけど、一時的につながらないだけのものもあるだろうし、それほど量は多くなさそうですな。
 それにしても、短編コンテストが……〆切20日を切ったよ。2月は短い。

 ここの記事テンプレに色々追加。前から、何で設置した時に記事ごとのカテゴリ表示を削除したのだろうと思っていたので、再記入。ついでに、mt-datej.plに宇宙暦表示があることに気づき追加。自分で導入しといてなんだがさっぱりわからん。後で読み方を調べておこう。
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--- [ 暫定小説『悠久の旅10』 ] ---
06/02/08 (水)

 人々に頼まれ、セフィルが畑に水を引くからくりを設計し、周辺の畑に潤いを与えた翌日、父のもとに報せが降りた。何度か顔を合わせたことのある、王宮の伝令の手による報せだった。
 その夜、ヴァハルの長は夕餉の席で、意を決したように口を開いた。
「セフィルよ……今日、王宮からの使いが来た。お前を、是非王宮に迎えたいと、皇帝陛下がご要望のようだ」
「皇帝陛下……?」
 セフィル、そしてその母も、顔色を変える。
 名君として名高い現皇帝は、地位や出自で人を差別することはしない。すでに王宮にも、平民出身の者は大勢いる。
 しかし、いかに有能とはいえ、都の外からやってきた異端の一族を召し抱えることは、未だ例がない。
 一家も、何とか生きていけるだけの職が与えられるだけで幸いだという覚悟でここへやってきたのだ。若い長が安定した職を得たことですら、僥倖だった。
「エシンさまのお口添えもあったのだろう。しかし、無理は言わぬ。すべては当人の意思次第であると、皇帝陛下もおっしゃられている。王宮に仕えることとなれば、家を離れることになる、よくお考えになられるがよい、と」
「兄上、家を出られるの?」
 難しい話はほとんど聞き流していたらしいアカルが、家を出る、というそのことばには、敏感に反応した。
 セフィルは迷うように、妹を見る。
 一人離れて暮らすことに多少の不安はあるものの、一人でいるのは嫌いではなかった。己の能力で、より大きなことがしたい、多くの人の助けになりたいとの想いもある。
 それに、今はともかく、これからアカルが成長するにつれ、色々と入用の物もある。
 何度か彼が目にした街の若い娘たちは、美しく着飾り、可愛らしい人形を手にして、ときには親たちとともに、珍しい食べ物を口にする。
 一族の質素な食事を愛するセフィルは、優雅な都の暮らしを羨むことはないが、せめて、アカルがほかの娘たちから哀れまれ、あるいは蔑まれるようなことは避けたかった。
 少しでも父の負担を軽くするには、王宮に仕えるのは最善に思えた。
「わかりました。わたしは、王宮に仕えたいと思います」
 考え込んでいたセフィルの様子を見つめていた家族の目が、大きく見開かれる。
 少年の決断は誇らしいことであり、喜ぶべきことであり、同時に、家族が別れて暮らすことでもあった。
「お休みの日には戻ってきますし、離れていても、わたしたちは家族ですよ」
 セフィルは泣き出しそうな顔をする妹にほほ笑みを向ける。アカルは小さな手で兄の袖を引き、必死に何かを訴えようとするが、ことばにならない。
「あにうえ……ぜ、ぜったい帰ってよう……あにうえぇ……」
「約束ですよ」
 すすり泣きながら見上げる妹と、兄は小指を絡める。
「セフィル……」
 アカルの様子が落ち着いた頃合を見計らって、兄妹の父が声をかける。
 セフィルは父に向き直り、居ずまいを正した。
「わたしは、お前を誇りに思う。……己の思う通りにやってみなさい」
 多くを語らねば理解しない息子ではない。ことば少なく、彼は我が子に告げた。
 ことば以上のものを感じ取りながら、セフィルはうなずいた。
「はい。この身体、この心の限りあるまでを捧げ、勤めて参ります」
 その瞳に、かつての、迷い弱々しく翳っていた頃の光はない。ただ、強い意志と決意が輝いている。
 その様子を、両親は、何か眩しいものを眺めるようにして見ていた。
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--- [ そろそろ春の気配 ] ---
06/02/04 (土)

 あああ次ここを更新するのは小説だと決めていたのに無理だったあ。
 という話はともかく、今日、口の中にできものができた。まだ小さいが、そろそろ大きく育って春を知らせてくれることだろう(嫌な知らせ方だなー)。まあ、健康診断で病院行って風邪をもらってきてしまい、それどころではないが。去年も病院でもらってきたような気がするな。

 私の小説の感想を書いてくれた数少ないお方の一人、
小島さん【ネット小説紹介サイトLB】お帰りなさい。
 そういえば、最近動いている感想サイトを余り見ないな……後で探索してこよう。

 某『ヘラクレスの栄光4』サントラに触発されて関連ページ作ったり自分用PS2買ったり、もう二度と触らないと思ってた『幻水』シリーズ予約したり『ヘラ3』買ったり(ネットだとけっこう普通に手に入るな)ゲームに振り回されつつ、今年は割りと計画的に投稿作を書けている今日この頃でした。
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