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幻想水滸伝2(PS、コナミ、1999)
■ストーリー■
 血のつながらない(自称)姉のナナミをハイランド王国の片隅、キャロに残して、親友のジョウイとともにユニコーン少年団に参加していた主人公は、夜の駐屯地、帰郷を明日にひかえて寝付けないでいた。そこに突然、敵襲がある。襲ってきたのは都市同盟ではなく、ハイランドの狂皇子、ルカ・ブライトの軍だった。
 再会の約束をしてジョウイと離れ離れになった主人公は、都市同盟の傭兵に救われる。友や姉との再会、そして別れ。祖国から追われる存在となった少年たちは、それぞれの立場、それぞれの方法で平和を築こうとする。
■特徴■
 108人の仲間たちが登場するRPG第2弾。今回は戦争がシミュレーション形式になった。ミニゲーム、シナリオ分岐も前より増えている。そして、合体魔法は発動させるとちょっと気持ちいい。
■感想■
 歴史の荒波を感じさせる名作RPG第二作。今作も108星は健在。パーティーメンバーの位置によってセリフが出たり変わったり、前作より出入自由メンバーも肉付けされた感じ。
 ストーリーの基本的路線は変わらないが、今回は主人公たちの年齢も若いせいか、ナナミの存在か、よりライトな雰囲気。それが、これほど年端のいかない少年たちがなぜ背負わなければいけないのか……というのを演出しているかもしれない。
 ボリスを仲間にするかどうか、誰を108星に加えるか選択する場面もあり、そしてルロラディアの子どもを仲間にするには108星をそろえない結末を見なければならず。あと、データ引継ぎによる特典。それに最短END、撃墜王の像など……シナリオ分岐や細かい部分の個人差が多いですな。
 音楽もいい。前作も悪くはないが、今作は特に。対ネクロード戦や、悲しい時の曲、アンネリーの歌も。CD買ったよ。
■萌え■
 ルック。もはや、何も言いますまい……と思いつつ語る。前作はまだ子どもっぽい感じだったけど、今作は冷静さが加わっていい。料理イベントとか広間の像作成とかでこっそりコメントしてるし。ちなみに変な像を作ると「最悪……」とか言われます。いい感じの像だとまんざらでもない様子。しかし、いつもウケ狙いで変なのを造る城主だった。
 あと、リィナも気に入っていた。レギュラーはビクトール、フリック、ルック、リィナ、アイリでした。

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