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ドラゴンクエストIV〜導かれし者たち〜(FC、エニックス、1990)
■ストーリー■
 主人公は1〜4章までの主人公である7人の仲間を集め、天空の武具を探しながら、故郷を滅ぼした魔族の王を倒すため、冒険の旅をする。
■特徴■
 1〜5章までのオムニバス形式を採用した、ドラクエの中でも異色の作品。また、AIバトルとパーティーメンバーを入れ替えられる馬車システムを採用。
■感想■
 初めてプレイしたまともなRPGだった気がする。今でも印象強く残っている。
 5章序盤のどこか寂しいフィールド曲に、仲間がそろってそれが変わったときの感動やら、音楽もいい。廃墟の村でかかるレクイエムは、聞いていられなくてテレビのボリュームを下げてたくらい(笑)。昔は今より感受性豊かだったんだな。
 これは、ラスボスが前作までと違って完全な悪では無いというのも斬新だった。移植版ではその辺がさらに掘り下げられているらしいがプレイしていない(ちらっと見てはいたが)。
 エンディングも好き。飾ったセリフもないシンプルなエンディングだけどもほっとさせてくれる。
 今ではトルネコのダンジョンゲームもあるし、シリーズ中一番有名かも。システム的にも色々と挑戦がなされていた、意欲作と言えると思う。
■萌え■
 当時萌えということばも聞いたことがない自分だったが、クリフト萌えでした。AIには「ザラキ使いまくるな! そいつには効かないって!」と文句を言った人が多数? 優しい若き神官萌えなんて当時は健康的だったのね……と思ったが、人間になったホイミンを見て「ホイミスライムのほうが良かったのに!」と思ってたことを思い出した。

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